過去と現在
2012年 09月 16日
花とお香は昔から好きで我が家から欠かすことはない。
お香の香りはどういう心境の変化か変わる。
空の写真も相変わらずよく撮る。
いろんな事が変わらないようで、刻刻と変化している。
忙しさにかまけて、しばらく連絡をたってしまっていた友達が、パート先の人間関係からノイローゼになったとかで2ヶ月休職することになったとの連絡が先日あった。
心配なのでLINEでトークしてるのだけれど、
なんか違う。
私が知ってる友は穏やかで、話の聞き上手な人だった。
私より行事などにマメで、お彼岸にはおはぎを作るし、
正月には、手作りおせち料理を作る。
私など、恥ずかしながら、スーパーで買ったものを詰めるだけだったりする(ーー;)
友はどこかイライラしていて、明らかにストレス食いしてるし、人の話も聞けなくなっていた。
なんか寂しかった。
一緒に笑った過去が、現在進行形ではなく、明らかに過去形だという現実をつきつけられた気がした。
夫もそうだ。
穏やかな口調でやわらかい性格の人だった筈だった。
今や時に暴力的な口調で私を威圧する。
私はいつも心の何処かで怯えている。
夫のその口調は、夫の父にそっくりで、相手が誰であろうが「負けたくない」という感情が強くこめられた物言いだったりする。
私なんかに勝ってどんな意味があるのか?
私にはわからない。
いくら優しかった過去を想ったところで過去に戻れる訳でもない。
過去が優しかったなら、未来も優しくすることはできる。
そう自分に言い聞かせて、
未来に向けて今を丁寧に誠実に生きるしかあるまい。
大丈夫。
大丈夫。
今を、
未来を、
どういうものにするかは、
私の心にかかってる。
人は自分の目と心でしか物を見ることはできないのだから。