複雑な気持ち
2014年 11月 05日
昨日まで大丈夫だった。
どこか他人事のような感じでいた。
今朝、目が覚めて、
「今日は口腔外科の予約だ。
明日は乳がん検診で見つかった胸のしこりの精密検査の結果を聞きに病院だ。」
とまず思った。
なんか、しこりには何の問題もない気がした。
ある程度覚悟しといた方が、万が一悪い結果が出ても、冷静に受け止め、冷静に即座に前向きに対処できる筈、と心の準備をしているつもりだった。
良い結果ならそれでいい。
しかし、今日は「きっと大丈夫!」と思っちゃう反面、
なんかすごく嫌な気分でいる。
なんか心が重く、辛いのだけれど、泣き言を言うのはまだ早く、なんか、兎に角、どう表現したらよいのかわからない複雑な感情が漂っている。
口腔外科からの帰り、コンビニで弁当とビールを買った。
ご飯を作る気にはなれなかった。
飲めない酒を少しのんで、ちょっとでも気持ちがハイになればいい。
そしていつものように風呂につかりながら読書をし、
今夜はさっさと寝てしまいたかった。
きっと明日のその時間だって、あっという間に終わるだろう。
その時間のその後、自分がどんな気持ちでどんな顔をしているのか全くわからない。
ホッとしている、と思いたいが、
もしホッとできる心境じゃなくとも、毅然としてその後の対処に臨まねばならず、それがきちんと一人でできる自分でありたい・・・あらねばならない。
生き抜くために。
大丈夫、きっと明日は今日の今の自分のブログに呆れて笑いながらここに向かってる。
でも、もし今回大丈夫だとしても、次の検診も大丈夫とは限らない。
早期発見なら今は癌は治る。
早期発見であるように、きちんと毎年検診を受けるよう心する、
娘にも検診を受けさせる、
そんなちょっとした起爆剤になっていることだろう。