子はかすがい、どころか、子が夫婦喧嘩の素
2015年 08月 13日
「過保護だ」「バイトも選べないのか」と反抗するばかり。
「バイトも選べない」って、今まで口出ししたことはないし、第一口出ししたところで聞く子ではない。
「過保護」といっても、帰宅が遅い時は連絡するように注意するだけの話が、それさえも干渉されているようで嫌らしい。
高校生の時、反抗期で大変だったのだけれど、大学生になっていくらか大人になって安心していた。
昨年末から今の恋人と付き合いだし、今年に入り帰らなくなり、ほぼ同棲状態になってから、いったいどういう彼氏なのか?再び反抗期のようになっている。
「大人だ」と主張したいなら自立すればいいのだけれど、親に相談なしに大学院進学を決め、親からしっかり月々5万円こずかいは取っていく。
自分の権利ばかり主張して口ばかり達者で正直手に負えない。
次男がさすがにあきれ「甘やかせすぎだよ」と口を出した。
次男の彼女も、友達の彼女も理系の大学生で、娘と同年代だけれど、学費を出してもらっているだけで親に申し訳なくも思い、また感謝し、「こずかいだけは」と土日祝日、このお盆もバイトだそうだ。
その彼女から、次男は「妹さんちょっと酷すぎるから、親にもっと感謝するように兄として注意すべきだよ。」と言われてしまったそうな。
すべての女子大生がうちの娘のようならまだ「今の子はみんなそうだから」であきらめもついた。
でも、そうでないきちんとしたお嬢さんも沢山いる、というかほとんどはそういうしっかりしたお嬢さんらしい。
帰宅が遅くなる時はちゃんと親に連絡を入れ、駅まで迎えにきてもらい、
外泊する時もちゃんと親に許可を取る・・・親に心配をかけるのは子供のすること。もうそういうことはしちゃいけない、と20歳も過ぎるとちゃんとわかるらしい。
そりゃそうだ。それが20歳の成人式だ。
大人として親を想う。ゆえに親も大人として子を認め、信頼する。
いったい私はどこで間違えてしまったのだろう?
よそんちの話を聞くと落ち込むばかり。
帰国した夫に相談しても、夫の頭のなかは仕事と趣味のことしかなく、家族に目は向いていないのは相変わらず。
大学の名を言えば、それだけで他人は羨ましがってはくれるけど、そんなもの私には意味はない。
人としてどうか?ということが一番大事かと思う。
妊娠、出産にはあまり向いてない体だったのか、3人産むのは大変だった。
それでもどうしても女の子が欲しくて3人産んだ。
運良く3人目が女の子だった。
それだけに可愛がったし、期待もした。
結局わざわざやってきた警察官はパトロール強化は現実的に無理ということを告げ、そのくせこちらの個人情報を聞き出す作業・・・失望どころじゃない。
警察って本当に市民の敵だった訳?
どうりでこの街は交通事故が多いし、治安も悪い。
ふなっしーだけが浮いている。
そして親としての自分にすっかり自信喪失。
日中、合間にサックスを吹いている時が一番気分が楽だ。
うまくはならないけれど、もう欲もかかない。マイペースに吹けていれば有難い。
もう娘にも関わるまい。
いっそう完全な形で出て行ってくれた方が中途半端に帰宅されるより気が楽なのだけれど、
夫は可愛い娘に会いたくて帰宅するように娘に言うから、夫婦間の意見の不一致に子供を振り回す羽目にもなる。
そして夫婦喧嘩が絶えない状態ともなる。
年金がもらえるようになったら半分に分けるように法的手続きをし、
せっせと貯蓄したお金は慰謝料としていただいて、
猫達がもしまだ生きていたら彼女達を抱え、
ちゃんと自立して一人で生きて行く道を本気で準備せねばならないな、と思う今日この頃です。
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