人間育ての難しさと人殺し
2015年 10月 09日
昨日は北風が強かったけれど、今日は風もなく、穏やかで暖かい1日になりそうな関東地方です。
風邪は、昨日は病院に行き、「喉からきている風邪」との診断で、抗生剤などを処方していただいた。
けれど、今朝に至っても、症状(喉の痛み、頭痛、鼻水、たまに咳)は改善せず、
予防接種が始まったばかりの孫にうつしては、控えている次の予防接種に差し障ることを考慮し、
明日行く予定のキャンセルの連絡を朝一で送った。
生後2ヶ月、夜泣きあり・・・初めての子育てで寝不足などで疲れている長男夫婦に、子供の病気で苦労までさせられない。
大抵は、生後半年までは胎内にいた時に母体から抗体をもらっていて感染症にはかからないような仕組みにはなってはいるけれど、
孫は母乳育ちではないし、例外もあるから、
孫も息子夫婦も愛する「おばあちゃん」としては、会えない寂しさはグッとこらえます(T^T)ウック!
そんな状態に加えて、今日は娘の誕生日なのだけれど、
前日の昨日の朝、娘から、誕生日プレゼントにsurface(PC)を要求するメールが着た。
「駄目だったら、欲しいバッグ(3万円のフォーマルバッグ)があるからそれでいい」とのこと。
先日、多額の後期授業料と、卒業式に娘が着る袴のレンタル費用を払ったばかり。
12月には、大学院の前期授業料(初年度により、前倒し)を振り込まねばならない。
娘は相変わらず家出中(生活費は月々渡している)。
心配だから、着替えを取りに来る度に、そっと、数千円(月々の生活費とは別)をこずかい(交通費として)渡しているのだけれど、
どうも感謝の気持ちというものは、このゆとり世代代表者にはないらしい。
アルバイトはしているものの、「お金は湧いてくる」と思っているらしい。
8月には、親の反対を押し切って、彼の実家へ旅行に行っちゃうし、
仕方なく「手土産でも買って持って行きなさい」と1万円渡したのだけれど、
8月の、渡したばかりの生活費を旅費にまわしてしまったようで(旅費はアルバイトで稼いだ金を使うものとこちらは思っていた)、
結局、8月末に再び生活費を渡す羽目になったし┐( -“-)┌
どうも、お勉強の偏差値は高くとも、人間偏差値はかなり低いらしい。
「そんな子に育ててしまったのは私だ」としばらく落ち込み、ストレスで身体中かゆかゆになってもいたのだけれど、
孫の笑顔のおかげでようやく立ち直り、
夫が社長を勤める会社の社員旅行に、社員さんからのご親切なお誘いに甘えて、自費で参加させていただく予定でいて、
ここのとこは楽しく日々過ごさせてもらえた。
しかし、娘のこの金銭感覚に驚き、ショックを受けた。
私だって万するバッグなんて持っちゃあいない。
服だって万するものは持っちゃあいない。
アクセサリーももっちゃあいない。
髪の毛切るのだって1000円カットなのだから。
私の唯一の財産は、YANAGISAWAのアルトサックスのみ。
「私に良い音を出させてくれよ」と願いながら磨く・・・私が下手なのは、私が不器用なのと、音楽的センスがないのと、勉強不足のせいで、YANAGISAWA君のせいじゃない。
話は戻して、
このアホ娘になんとか真っ当な金銭感覚を身につけさせたく、
しかし、いくら口で言ってもわからない。
そこで、「母も一緒に我慢するから、ここは我慢を覚えようね。」で、
私は中国旅行をお断りした。
初の海外旅行の筈だった。
きっと私には海外旅行など縁がないのだろう。
北海道旅行に過去2度行けた。
本州から出たのは、その2回。
「家族のためにつくす家政婦」がどうも生まれ持った性のような気がしている。
ならば、それはそれで割り切って、「家政婦」を楽しんじゃうしかなかろう。
それに、夫が他人様より、社会的に(会社で)ちょっとだけ上の地位に立たせていただき、ちょっとは高い収入を得ているならば、
家族はそれにあぐらをかくことなく、より質素で低姿勢あるべき・・・と古典的思考かもしれないけれど、私の信条としている。
サックスをやらせていただけてるだけで十分感謝している。
娘にも、これまた古典的かもしれないけれど、大学院まで進学させてもらい、勉強と研究に努めることができることを感謝できる人間になってもらいたい。
奢(おご)ったら最後、あとは堕ちていくのみ
・・・そういう人たちを、半世紀以上生きていると、随分見てきた。
今読んでる『殺人鬼の世界史』(桐生操 著)だけれど、
いや〜、すごい!Σ( ̄□ ̄|||)
残虐といったら、イギリスはロンドンの「切り裂きジャック」を思い浮かべるけれど、それ以上の人が世界にはいっぱいいた。
それも20世紀、すでに私が生まれた頃に起きている事件が続々。
どうも性的衝動らしいのだけれど、
人を殺してその血を満腹になるまで飲むとか、食っちゃうとか、
人肉を「鹿の肉」と称してご近所におすそ分けしてみたり・・・食べちゃったご近所さんは、それを裁判で知って、どれほどショックだったろうか。
どうも、そういう犯罪者は、被害者が泣き叫ぶ様子とか、苦痛で顔がゆがむのを見て楽しいらしい。
日本でも、幼児虐待や動物虐待のニュースを多く見聞きする昨今だけれど、
「そういうおかしな人がお隣にいるかもしれない」と警戒して生きねば、
自分が皮を剥がれて誰かに食べられちゃってるかもしれない・・・それも虐待された末に(|||_|||)ガビーン
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