臨床心理士によるカウンセリング
2016年 04月 20日
本日受けたカウンセリング(自費¥8000)の結果記録。
予約14:00〜。50分。
ここ一ヶ月の出来事と、自分をどういう人間かと思うかを誘導され、語る。
他人との人間関係、コミュニケーションの取り方に問題を感じていることを挙げ、
その例として、先日ここにも書いた、国際結婚し、今その夫から離婚を迫られている友達との関係を語った。
心の中で思っていることと全く反対のことを言ってしまう、
それはいわゆる、相手が求めてる言葉を、相手受けする言葉を口にしてしまうことを話す。
例えば、ちょっと前にテレビドラマで『偽装夫婦』というのが放映されていたけれど、
私は天海祐希が演じたあの主人公と似ていることを思った。
人前では優等生の答えしか言わないのだ。
でも心の中ではいつも相手に毒づいている・・・ここに書いているように。
結果、自分で自分の首をしめる。
他人との距離を遠ざけてしまう。
相手が近づいてくると、逃げてしまう。
唯一違うのが、多分そういうところも似ているであろう夫だけだ。
あのドラマでは、その夫がゲイという問題を抱えていたけれど、
幸い我が夫は草食系ではあるけれどゲイではなかっただけの話。
そういえば、話はそれるが、最近、サックスの師が同類ではないか?と思うようになってきた。
この4年間、私はサックスの師をまともに見ていなかったから気づかなかっただけで、
私が音楽教室をやめることの話がきっかけで、師を観察する機会に恵まれた。
すると、「この人も何かを怯えているのではないか?」という、
なんとなく「類は友を呼ぶ」的な臭いがする気がした。
まぁ、まったくこれは余談。
カウンセリングは、50分をフルに語り尽くした。
そして最後に、「そんな自分をどう思いますか?」と問われた。
思わず、「私は私が嫌いです!」と答えた。
その後、なんかすっきりし、いろんな問題が解決したようなさっぱりした気分になった。
そうだ、私は私が嫌いだったのだ、それもとても。
懸命に好きになろうとしていた。
自分の良いところを見つけようと必死になっていた気がする。
そうでないと自分が崩れてしまいそうな気がしていた。
でも、逆にそれがストレスとなっていたのかもしれない。
自分を嫌いなことを認めた私は、かえってすっきりしていた。
月に一度のこのカウンセリング、のんびり、自分を見つめ直してみよう。
なにも今答えを急ぐ必要もない。
今更・・・だ。
次にまた見つかる自分がいるかもしれない。
それはたわいもないことかもしれない。
それでもいい。
手助けしてもらおう。
最後に、最期に、負けないように。
追伸:
カウンセリングに出る前、自宅にて1時間弱アルトサックスを吹けた。
楽しかった。
ここのとこYAS(ヤマハアルトサックス)−62を吹いていた。
理由は、愛用のヤナギサワA-902は、音はいいのだけれど、くせがあり、もう長年愛用しているせいか、
私の音が出てしまう・・・私自身が出てしまう。
その私の音は、優しいのだけれど、どこか物悲しく、切なかった。
聴いていて心が重くなった。
今の自分の「つらい」をつきつけられているような気がして、よりつらかった。
だから、あえて避けた。
YAS-62はとても素直で癖のない、イキイキとした中に重厚感がある音がするし、操作性も良い。
それを吹くことで、私は自分の「つらい」から目を背けていた。
先日の月曜日のレッスン時、思い切ってヤナギサワを持って行った。
やはり優しい良い音で、私は好きだ。
激痛も「痛い」程度になり、ようやく向き合える気がした。
優しい音は、癒してくれる。
やっぱり私はこの音が好きだ。
あとは、私にもっと技量があればいい。
彼女をもっともっと活かしてあげられるだけの技量を持ちたい。
私自身も楽しみながら・・・。
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