ニコチン(タバコ)依存症
2016年 06月 22日
我が家はカビが生えやすい。
湿度計が60%を越えると、カビ対策で大わらわ。
次男なんてよく敷き布団にカビを生やし、捨てる羽目になるし、
娘は散らかし放題の服にカビを生やす。
「私がやってしまうから、本人がしなくなるんだ」で、手を出さないでいた時期、どれだけカビを生やされたことだろう。
今は結局、本人たちが留守中に換気したり、脱ぎっぱなしの服を回収して洗濯したり、ファブしたりしている。
先週は、熱まで出し、倦怠感強く、それでなくとも意欲が少ない私が、余計に意欲なく、寝たり起きたりの病人の日々を送っていた。
咳はまだ出るけれど、昨日あたりから、ようやく元気を取り戻しつつある・・・元気といってもたかがしれているが(⌒o⌒;A。
しかし、頑張らない。
頑張って、無理して、腰痛が悪化したり、また夏風邪(溶連菌)がぶり返したって、
「頑張ったね」な〜んて褒められる訳もなく、
逆に家族に怒られるだけの話だ。
「夕飯なんて、勝手に作るか、食べてくるから無理して作らなくっていいよ。なんで無理すんの!ヽ(`⌒´メ)ノ」となるし、
「一日二日掃除しなくったって、死にゃしないから!」とか。
確かに、逆の立場になって考えれば、自分の為に無理して、苦しまれている方が嫌だ。
ゆうべも、もうちょっと仕事をしてから寝る予定だったのだれど、
頭痛がしてきたから、ぶり返すのも怖くて、さっさと布団に入った。
おかげで目の前に書類がたまっており、
それを見ると、やる気が余計になくなり、こうやってブログ更新に逃げている(⌒~⌒;A
なんでもそうだけれど、そりゃ性格にもよるんだろうけど、
私はマメに事を片付けていた方がモチベーションを維持できる。
「毎日大変じゃない?」と言われても、たまった汚れを落とす方がずっと嫌だし、たまった書類を片付けるには、かなりのテンションを必要とする。
おかげで6000通もたまっているGメールは、全く意味をなさないものになっているし、見るのも嫌なので、
そのメルアド宛に知人からメールが着ていても、私は読んでいないので、決して無視している訳ではないf(^ー^; ポリポリ。
Yahooメールも読まれないまま1ヶ月後に勝手に削除されているし、
エキサイトメールも放置中。
iPhoneのメッセージさえも放置中。
SoftBankメールも放置中。
一つだけメインで使っているメルアドだけは、トイレで用をたす時にだけメールチェックする。
そのアドレスにメールして、私から返信があった場合は、「今トイレ中」と思っていただいて正解。
下痢で「痛い、痛い」となっていないことを祈っていただきたい。
そのアドレスを知らない方で、私に用がある人は、すまないけれど、電話でお願いしたいm(_ _)m。
今日は今読んでる最中の海原純子の『男はなぜこんなに苦しいのか』からちょっとご紹介。
ちなみに、海原純子氏は、医師(医学博士)でもあり、随筆家、歌手でもある、というスーパーウーマン。
医師としては、主にメンタルヘルスにたずさわる心療内科医。
この本は、特に彼女がメンタルクリニックを開業中に診察の訪れた男性患者から、男性特有のストレスとその解消法を紹介している。
いつもそうだけれど、全部を紹介する訳にはいかないし、読書好きとしては、できれば多くの人に本を読んで欲しい。
人は一つの人生、自分の人生しか体験できないけれど、本を通じて、いろんな人生を経験することができる。
ハウツー本だって構わない。まずは「活字苦手」からちょっと脱して欲しい・・・このブログを読んでいる時点で、「活字苦手」でないのは確かなのだけれど。
今回紹介するのは喫煙に関して。
アルコール依存症、ギャンブル依存症、買い物依存症などなど、依存症は数ある。
そういった依存物質は、ドーパミンレベルを上昇させることによって安らぎを与えるシステムになっている。
無茶食いや習慣的自傷行為も、その直後、βエンドルフィンやエンケファリンなどの分泌量が上昇する・・・つもり、ほっと安心するし、気持ちいいのだよ。
そんな問題ある依存症の中で、タバコに対しては罪悪感を抱く人は少ないかと思う。
しょうがないところはある。昔は、タバコを吸う人はクール(格好いい)みたいなイメージがあった。
「タバコは危険」という教育を受けた若い人より、中高年の喫煙者が多いのも致し方ない。
また、ニコチンには薬理作用として、集中力を高める、不安やうつを緩和し怒りを和らげる、食欲を抑えるというものがある。
うつ病とタバコとの関わりについては20年以上の追跡調査があり、
思春期にうつ病を発症した人は、後にニコチン依存症になるリスクが高いそうだ。
また、別の調査では、抑うつ症状が悪化するにつれて、喫煙率が高まり。禁煙率が低下するという。
抑うつ症状を示す人の禁煙率は、抑うつ症状のない人に比べ約2分の1。
つまり、抑うつ症状がある人は、タバコをやめられない。
喫煙者は、抑うつ症状を緩和するためにタバコを吸っている可能性が高いとされている。
昨今ではしきりに「禁煙」が騒がれているし、
タバコがどれだけ体に悪いか、を訴えている。
しかし、それは、喫煙者が余計にタバコを吸いたくすることになる可能性が高い。
何故なら、危険を告げられたり、否定されたりすることで生じる不安感や不快な想いは、
タバコの引き金になるから。
タバコに依存して不安を紛らわし、現実を直視することから逃避する行動に駆り立てられるから。
自分がタバコを吸っていた頃を思い起こしてみると、
きっかけは大失恋。21歳の時だった。
その後、最初の子を妊娠して、つわりがひどかったのもあるけれど、10年間は吸わなかった。
末っ子が保育園に入り、社会復帰し、当初ひどく疲れていた。そしてまたタバコを吸うようになった。
その後、夫が癌で手術入院中は結構吸ったかと思う。
夫退院後、不安感からイライラしていた夫に責められ、禁煙外来に通ってやめた。
おかげで幾分太りはしたけれど、髪の毛は臭くならなくなったし、お金も貯まるようになったしで、
本当に、やめてよかった、だ。
復職した頃は、育児、家事、夫の両親営む農家の手伝いと両立できるか不安だったのだと思うし、
その後、自分も整形外科疾患を患い、「この先どうなるのだろう?」と不安だったのだと思うし、うつ状態だったと思う。
夫が直腸癌中期で、子供達は3人ともまだ親のすねかじりで、「もしものことがあったらどうしよう?」とやはり不安だったのだと思う。
そう思うと、タバコを吸ってる人を見る目も変わる。
「何かつらいんだな」と少し優しい気持ちで見ることが出来る。
ただ「健康に悪い」という現実は変えられない。
その不安感や抑うつ感情を、他の健全なものへの依存に移せたらいいのにな・・・。
まぁ私は専門家ではないので、依存症治療は、やはりお近くの心療内科へ、といったところか┐( -“-)┌
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