久々のフラッシュバック
2016年 08月 23日
今朝は「今日は頑張ろう!」と思って布団から起き、目覚ましメイクをしながらテレビを見ていたら、
成田空港で、海外旅行から帰国した人たちのお土産を見る、という特集をやっていた。
幸せそうなその様子を見ていたら、何故かふと夫の実家で舅姑苦労していた頃の記憶がフラッシュバックして、不快な気分に支配され、いっきに意欲を失ってしまった。
その頃って、夫も遠距離通勤か単身赴任かで、たまにいる休日は昼から酒飲んで寝ていた。
夫の親や親族とも私はうまくやれていなかったけれど、とうの夫ともうまくやれていなかった。
ただひたすら「子供達のために」で無我夢中で生きていた記憶しかない。
その子供達からも都合よく利用されるだけで、下手なことを言えば、うっとおしがられたり、重たがられたり、だし、
夫は、会社でおもしろくないことがあれば、酒飲んであたる。
しかし、そんな負の部分だけ考えたって、暗い気持ちになるだけで、なんのメリットもない・・・ただただ自分がつらいだけの話で、誰も困りはしないものだ。
だから考えないようにしているし、不快な思い出は出てこないように奥に閉まっている。
しかし、不思議なもので、最近、自然、家族のために料理を作る、ということが出来なくなってきている。
はりねずみの福ちゃん里子事件以降は、食材さえ買えなくなった。
私は少食の粗食なので、別に食パンがあればそれで生き延びる。
「私、別に食べないし」でしらばっくれている。
節約してても文句を言った夫がもとはといえば悪い。
単純に夫が役員をおろされて機嫌が悪かっただけの話だ。
それで給料が下がろうと文句も言わず、今までの苦労をねぎらっていた妻にとるべき態度ではなかったことは、さすがの夫も今は理解しているらしい。
帰宅しても、食事どころか食材もない状態に、夫は文句も言えず、せっせとスパゲティーなどを自分で茹でて食している。
私の好きな散歩にも誘ってくれるし、
出先で、今までは「高いからもったいない」と言っていたお洒落なカフェにも、逆に誘って入ってくれている。
しかし会計時、金は私の財布から出るから、家計に赤字を出せば「どういうやり繰りしてるんだ!」と私を怒ることだろう┐( -“-)┌
「申し訳なかった」という気持ちは伝わるのだけれど、
なんか中途半端で、
どうせ今回も、それがいつまで続くかわからない、という思いが湧いて警戒心は抜けない。
子供達に関しても同様。
嫁も気が強いので同様。
家族に対してもそうなのだから、ましてや赤の他人に対しては、甘えられる距離もあたられる距離もとりたくない。
「元気?よかった」・・・そんな距離感を保ちたい。
寂しく思わないこともないけれど、「もう懲り懲りだ」の思いが強い。
別に昔っからこうだった訳ではない。
夫の両親と同じ敷地内に住むようになり、それまではたまに会う時だけだったイジメが、毎日になってからのことだ。
とうの夫は、どうしても遠距離通勤か単身赴任になるし、気の強い両親に太刀打ちできず、逃げの一手。
夫に文句を言えば、夫は私に責任がある、と私を責める・・・夫婦仲は悪化する一方。
もう終わったことだ。
被害者意識にとらわれることは問題だ。
しかし、未だに私はトラウマに苦しむ。
回数は俄然減ったけれど、突然当時がフラッシュバックする。
家族は私が未だに苦しんでいることは知らない・・・知ろうともしないし、気付こうともしないし、わざわざ言えば「重たい」と嫌がるだけだから言わない。
約2ヶ月に一度、心療内科へ行き、フラッシュバックで苦しんだか否かの報告をし、自分がどう対応してそこから抜け出せたかを話す。
そして褒めてもらう。
そうやって自信を積み重ねていく・・・一つ一つ小石を積んでいくように。
しかし、ようやく積み上げた石の山を突然蹴散らして壊すのが、何故かいつも夫(ときに娘)だったりする。
夫は酒の酔いが覚めると一応反省し、しばらくは協力する。
私もまた一つ一つ石を積み上げる努力をする。
そんな繰り返しをもう何十回、何年続けていることだろう。
時に、ふっともう終わらせたくなる。
終わらせずにいる私はなかなかしぶとい。
そのしぶとさが私の強みだろう。
そのしぶととさで、なんとかダイエットせねば( ̄▽ ̄;)
栄養のかたよりによるものか?
水太りか?
体重がどんどん増えている∫(TOT)∫ムンク
イライラして、酒に酔った勢いで又「デブ、デブ、デブ」と夫に連呼される前に痩せねば∫(TOT)∫ムンク。
そんな日々の生活の中、
おばさんは、白馬に乗った王子様をちょっとだけ夢見る。
いや、別に不倫願望という訳ではなく、
私が「自信」の小石を積み上げるお手伝いをしてくれるパートナーが心療内科医以外にもいてくれたらな、と願うだけの話。
現実には、なんの得にもならないことをする人なんていやしない。
事件に巻き込まれると大変。
自分で頑張るしかない。
頑張ろう。
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