リハビリ訓練は頑張って、頑張って、
杖無しでも、コルセット着用無しでも歩けるようにはなったけれど、
右脚のビリビリ痺れが良くなった訳ではなく、
いつもその痺れや痛みに耐えて動いているので、
どんどん精神的に追い詰められていく感じ。
右脚の痺れの為に、車の運転は危険を感じ控えている。
外出時の移動は電動アシスト自転車が殆どとなっている。
スクーターの方が右脚は乗せているだけなので楽なのですが、運転に今は不安を感じ躊躇。
少しずつこれも慣らしていった方がいいのでしょうが、
なんかもう疲れている。
「そのままじゃあずっと杖ですよ」の担当理学療法士の言葉が悔しくて、頑張ったけど、
頑張ってここまできたけど、
介助なく家事もきちんと一人で出来ているけれど、
朝夕の犬の散歩も出来ているけれど、
なんかもう「つらい」。
右脚がこんなになる前が懐かしい。
痛み止めのリリカカプセルやトラムセットの禁断症状は治まった筈で、その症状は確かにないのだけれど、
「私は大丈夫だろうか?」という強い不安感が残った。
家を出て、長男や孫と散歩をした時は楽しい。
孫を追っての小走りで生じる右脚の痛みなどなんてことない。
でも、帰宅すれば現実に引き戻される。
歩けるようになったとは言っても、ビンビン痺れに耐えながらなので、好きだった趣味のウォーキングを楽しめるものではない。
新しい自分になかなか馴染めず、居心地が悪い。
今日は少し休もう。
好きな読書や、サックスを吹いたりして、過去自分が持っていた時間の中で居心地の良さを感じられれば、
いくらかこの疲れも取れるだろう。
過去持っていた自分の時間を思うと、気がつくと涙が出ている。
良い状態とは言えないだろう。
手術退院後、2ヶ月半、頑張ってここまで来たけれど、
「頑張れ」とリハビリ科で言われたから頑張ったけど、
こんな風に心が疲れてしまうのならば、ちょっとやり方が違ったような気もする。
いや、他人を責めている訳ではない。
私が弱くて、自分の弱さを正確に認識していなくて、選択ミスをしただけの話だ。
ここ数週間はとても長く感じているのに、
もう8月も下旬。
来年の夏は元気に過ごせているといい、と願う。