ストレスと自信

両手の母指付けのの変形性関節症の痛みに耐えられなくなり、サックスを吹くことから遠のいてから1ヶ月経つっけ?もっとだっけ?

心の支えを失って、以後鬱状態になって心療内科で治療を受けているけれど、

早くに相談したことから、「うつ病ではない。もっと軽いものよ。」とのこと。

「鬱状態、もしくは適応障害(ストレス障害の一種らしい)といったところかしらね。」と担当医。


この担当医とはもう10年になるお付き合い。

頚椎椎間板ヘルニアで動けなくなった2006年、数ヶ月後には腰椎変性すべり症になり、日常生活にかなり支障が出て、

結局勤めを辞め、引きこもるようになり、私はすっかり自信喪失していた。

腰の手術日程が決まる頃からお世話になっている。


ただ首は温存療法だったし、腰も術後ちょくちょく痛くなることがあり、

そんな中、家族の問題が次々と起こるので、精神的にフォローをしてもらっていた女医さんで、

おそらく相性が合うのだろう。


漢方薬を処方してくれて、特に更年期障害はホルモン治療か漢方薬治療くらいしかなく、

その漢方薬も多数あり、患者の相性に合った漢方薬を見つけることが要となる。

飄々としながら話をじっくり聞いてくれるので、それだけでとても安心する。

特に薬を処方してもらう必要のない時期も、本当に必要としている患者さんには申し訳ないけど行っていた。

それにはそれなりの理由があり、整形外科疾患を抱えたままで温存療法中の私が、

「これから先も無事でいられるだろうか?」という不安感は常に抱いていたからで、

「いざという時は精神的にフォローして欲しい。」と願い、その縁を切るのが怖かった。

おかげで随分と辛い時を助けていただき、悪化することなくこれたと感謝している。


この6月の腰の手術で、右脚にビリビリ痺れが残る、とは予想だにしていなかった。

当初は、右脚を上げる、という単純な動作さえ出来なかった。

上げようとするのだけれど、脳のその指令と右脚がつながっていないようで上がらないのである。

ただリハビリしかなかった。

ようやくちょっとした歩行なら杖無くして出来るようになった頃、

両手の母指付け根の変形性関節症の痛みがひどくて、サックスを吹くのを楽しめなくなり、

しまいには痛みが怖くてサックスの演奏が出来なくなった。

脳から「楽しい」が消え失せ、食欲もなくなり、ただ黙々と週3日整形外科のリハビリ科に通った。

「楽しい」がない世界はとても虚しく辛かった。


まだ完全じゃあないけれど、ようやく回復しつつある今、それはとても長かったように、苦しかったように思う。

手はまだ痛く、サックスを吹く勇気が出ない。

このままもう吹けないのかもしれない。

下手なままだったけれど、私に自信を与えてくれていたのは確からしい。

何か一つ自信を持てることがあるだけで、

その自信って「他人より出来る」とかそういうのじゃなくて、

「私頑張れてる」ってことだっていいらしく、

今はまだ、私の脳は時に呆然としてしまう。


主症状は、左胸の締め付けられるような痛みと息苦しさ。

ひどい時は息切れがひどく動けなかったけれど、最近はそこまでひどいことはなくなった。


体の方は、ここのとこ右脚のビリビリ痺れが強く、特に膝上一体が強くなり、ちょっと歩きづらい。

でも引きこもらないように心がけている。

それだけリハビリで腹筋と背筋がついて歩行を助けてくれている証拠だろう。

今回の手術では、腰にすべり症は残したままで、温存療法を担当医が選択したから。

リハビリ科の先生方も良くなっていく私を応援してくれていて嬉しいし、行き甲斐がある。


そうだな、

こうやって書いてみて、

ちゃんと頑張れてる自分を再確認できた。

「頑張ろう!」じゃない。

特に肩に力を入れなくても「頑張れてる自分」、それを見つけられるだけで、ちょっとだけ自分を見直せる。

「頑張れてる自分」って、私は好きになれるから。

自分を好きでいたいんだ、私。


今後、再びサックスを演奏するかどうか今の私にはわからない。

勇気が欲しいと思う。

だから師に聞きたい。

今は聞く権利は私にはないと思っているけど。

私の5年間を教えてきた側としてどう評価しますか?と。

「他人の評価なんてどうでもいいじゃないか」とおっしゃる人は多かろうと思う。

私もそう思ってきた人間だった。

でも、今の私は知りたい。

多分次のステップに行きたいのだろう、私は。

それにはこの5年間が、私にとって意味あるものだったかどうか、客観的な評価を冷静に伺える力が欲しいと願っている。


by sizhimi | 2017-10-21 17:00

頚椎後縦靱帯骨化症、腰椎4、5番は変性すべり症によりチタンボルトで固定手術済み、右脚人工股関節、腰椎椎間板ヘルニア手術済み、腰椎2、3番変性すべり症&両手親指付け根変形性関節症温存療法中とあまりの疾患の多さに自分でも忘れ、あきれている整形外科と縁が切れそうもない50代主婦の徒然日記。


by たまごふりかけS