今日
は、というか今日
も疲れた。
専業主婦を暇で、「3食昼寝付き」と思われては困ります。
そりゃ「やる人」と「やらない人」でその差は大きいでしょうが、
ちゃんと「プロ意識」を持ってやっておりますので・・・体を壊しちゃ威張れたものでもありませんが
掃除、洗濯、買い物、繕いもの&その他の「名前のない家事」。
「繕い物」と言っても、今の若い人はわからないかもしれません。
今日は、ゴムが伸びきってしまったボックスシーツを、もともとのゴムは縫い付けてあるので、ミシンをかけてゴムを通す部分を作り、ゴムを入れ、しっかりマットレスにフィットするようにし、
娘がパジャマ代わりにしているジャージのスボンのウエストゴムが伸びきっていたので入れ直し。
時に毛玉取り器で、家族の衣類の毛玉を取ったり。
ちょっとした破れは繕って直します。
そういった影のお仕事で、やってもらってる家族の方は気づいてません。
全自動だと思っています。
アイロンかけも、それぞれの季節で、スチームアイロンに入れる水にちょこっとアロマエッセンスを加えてみると、
ほんのりとハンカチやシャツにその香りが嫌味ない程度に残ります。
花粉症の季節ならユーカリ系の香りがいいでしょうし、
インフルエンザが流行っている季節ならば、殺菌作用があるティートリーが良かったり、
まぁ、家族の体調や心理状態を観て、効果が期待できそうな香りをほんのり忍ばせます。
かといっても「あちこち痛い」私が毎日完璧な主婦をするのは困難で、
そこは一緒に暮らしている家族は十分承知しているので、
時に私がこたつでゴロゴロしていても誰も文句も言わずにいてくれるのは有難い。
なんてったってこの時期は「首が痛い」ので
今朝ちょこっと娘に長男一家の話をしたところ、
娘曰く「着実にモンスターを育ててるね。」
共働きで、高学歴の長男も嫁も大手一流企業に勤めている関係上収入はかなりあるらしく、
しかし、それだけに仕事はキツく疲れるのもあり、
嫁は家事があまり好きではないらしいのもあり、
うちの長男は外食が好きらしいのもあり、
孫が癇癪持ちなのもあり、
ついつい婆ちゃんとしては「その子育て大丈夫?」と思ってしまうのですが、
「今時はそうなのだろうし、余計な事を言って、それが夫婦喧嘩につながると嫌だから」でおとなしく黙っているのですが、
つーか、婆ちゃんも疲れてエネルギーがなく、ゴタゴタに巻き込まれるのも嫌・・・というのが本音。
娘曰く「そういうのは上の者が注意&指導すべきだよ。」
私曰く「母が言えば『うるさい姑』と嫁さんに反感を買うだけだよ。なんかあった時に『母のせいだ』と言われるのは嫌だよ。そこは嫁さんのお母さんにお任せするのが一番。」
ずるいのはわかっているけれど、
「イクメン」なんてなかった我々の時代、家事だって手伝う男性なんてほとんどいなかった。
共働きでも、家事は妻の役目というのが普通だった。
夫の両親に口答えなんて許されないし、そんな概念もない時代だった。
そんな中3人の子供達をまっとうに育て上げただけで疲れ果て、
今や整形外科の診察月1回、リハビリ科に週3回通う療養中の身。
その事実は長男にも嫁にも伝えてある筈なのだけれど、どうも実感を持ってはいただけていないらしい。
18歳で進学で家を出ている長男は「母は元気」だし、
嫁は自分の親ならとにかく「しょせん亭主の親」だし。
やっぱり気を使わなくて済むのは、孫は孫でも「自分の娘が産んだ子」なのだろうな。
娘には「何やってんの!あんた(怒)」と叱れるし。
それで喧嘩になっても、いつの間にか仲直りはしてるし。
孫にも「いけないことはいけない!」と叱れるし。
まぁあまり度が過ぎると、今度は婿さんに殺されるか?
娘の夫に殺されたり、嫁が夫の母親を殺したりと物騒なニュースが流れる昨今である。
殺されない程度に、人間とはほどほどの距離感を保っていたいな・・・と猫婆さんは今日も思う。