猛暑

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写真は今よりもう少し涼しくてウォーキングを楽しめた頃、

娘と行った鎌倉での一枚です。

バタバタと梅雨が過ぎ、

いきなりの猛暑が、参議院選挙後のニュースをにぎわせています。


夫の抗がん剤服薬も4クルー目です。

4週間服薬し、1週間休む・・・それを5回繰り返します。

1クルー終るごとにがんセンターにて定期検診はしますが、

それは、抗がん剤の副作用の様子をうかがうものだそうです。

副作用は吐き気にとどまらず、貧血もひきおこしています。

体格のよかった身体はすっかりやつれ、体力や気力も随分落ちた様子は、私の不安をかりたてます。

夜中はガスがひっきりなしに出、

トイレにもひっきりなしにかけこみます。

ガスの臭いはやはり食べる物がかなり影響する為、神経を使います。

家の中だけのことならいいのだけれど、会社や通勤電車で臭いガスを発するのは、いちいち事情を説明してまわる訳にもいかないし、赤の他人には関係なく、ただ迷惑なだけのことですから。


「父の日」に、一人暮らしの実家の父に会いに行く、と軽率に約束したものの、

結局約束を破る羽目になったことで、実家の父はへそをまげたままの様子。

夫が副作用で体調がおもわしくない、という事情は理屈ではわかるものの、年寄りにはなかなかなのだろう。

困ったものだ。


テレビのドラマやドキュメントではがん患者の家族は気丈に見えるけれど、

現実はそうでもない。

あれはいくらか演出も加わっているだろう、と当事者になって思う。


不安感から私は身体のあちこちが痛い。

医者に相談し、あれこれ薬は試してみるけれど、どれも効きはしない。

明るくなんか振る舞えない。

無口にはなるし、

無表情の時もある、と思う。

楽しくもないのに笑える訳がない。

夫は痩せたことが嬉しいようだけれど、

どちらかというとひからびて歳老いた。

「体重が減った」と夫が自慢げに言う度に、私は心が痛む。


そう、痛む。

私は辛いのだ。

私をいたわってくれた頃の夫はもういない。

逆にいたわらなくてはならない。

私はそんなに強くない。

「戻りたい」・・・そんな時間が見つからない。
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by sizhimi | 2010-07-21 00:35 | Trackback

整形外科疾患:頚椎後縦靱帯骨化症、腰椎4、5番は変性すべり症によりボルトで固定手術済み、右脚人工股関節、腰椎椎間板ヘルニア手術済み、腰椎2、3番変性すべり症、両手親指付け根変形性関節症、左ひざ半月板損傷により切除&軟骨損傷温存療法中。心臓:不整脈服薬治療中。そんな主婦の徒然日記。


by たまごふりかけS