日常
2013年 11月 13日
あまりに真っ青な空になんのアクセントもなかったので写真を撮り忘れました。
夕方買い物に出た時には昼間とはうってかわって雲が一面に広がっていました。
ここでは燃えるような夕焼けをみることは殆どありません。
冬には山から吹き下ろす強く冷たい風が雪をかすかに運んで来て、
美しいというよりは、生活するには厳しい土地でしたが、
焼けるような夕焼けはそりゃ見事で、
遠く見える妙義山、榛名山、赤城山は空を撮影する時のアクセントになっていました。
あまりに日常すぎて写真に残しておかなかったことが残念でなりません。
日常はつい「灯台下暗し」になってしまうものです。
大切な家族も、
大切な家族との大切な時間も、
あまりに日常過ぎて、明日も明後日も・・・来年も再来年も・・・また同じ幸せが繰り返されて当然って勘違いしてしまう。
そんな感じで、家族旅行に行ったのは、次男が高校3年生の夏休みに家族5人で横浜に行ったのが最後となりました。
「次の家族旅行は海外にしよう!」と約束したまま、
その約束は果たされぬまま、あれやこれやとあって、家族旅行に行く余裕もなく、長男が社会人になり間もなく結婚すると、家族で年末年始を迎えることさえもなくなってしまいました。
代りに、山の見えない土地で暮らすようになり、
猫達との暮らしが始まり、
家族の為だけに生きて来たような私の日々の生活に趣味に費やす時間が増え、
土日祝日は家でのんびりと過ごしていた夫もゴルフを趣味とし、それに夢中になり、留守がちになりました。
それらの変化にも最近は随分と慣れた気がします。
中国は大連出張中だった夫から「成田無事到着」と連絡がありました。
次男は「胃の具合が悪い」と今日は会社を休み、珍しく自室から出て、ベランダやリビングで読書してました。
昨日とはちょっと違う今日。
明日は明日で今日とはちょっと違う明日があることでしょう。
このブログを続けられることに感謝です。
最後に、夫のパソコンに残っていた3年前の夏に亡くなった花子の写真をアップして今日の〆といたしましょう。
彼女の子犬の頃の写真を残しておかなかったことが悔やまれます。
里子にもらったのが16年前だったか、17年前だったか?忘れてしまう程長生きしてくれました。