
ゆうべ、ふとこのブログの過去の記事をいくつか読んだ。
エキサイトブログに引っ越して来てもうすぐ丸5年になる。
全部を読むには記事が多過ぎるのだけれど、
ちょうど夫の直腸がんが発見される直前から、手術、再発予防の療養中の記録があり、
つくづく「記録していてよかった」と思う。
記憶とはあてにならない。
記録を読むと忘れていたり、すり替えられていたりする記憶が結構ある。
もっときちんとマメに記録しておけばよかったとかえって後悔したくらいだった。

特に面白く思ったのは「夢記録」。
読んだ中では一つしかなかったのを残念に思う。
睡眠中にみた夢って、目覚めた瞬間は覚えているものの、活動しだすとすぐ記憶から消えて行く。
しかいその夢の中に潜在心理が隠されていることは多く。
その時はわからなくとも、数年たって読んでみると、専門家ではなくとも、なんとなくその頃の自分の心理状態が見えてくる。
これは根気づよく続けるべきだった、と思うけど、
当時は兎に角忙しかったようだ。

写真も下手ながら(今でもだけど)よく撮ってUPしていた過去の自分に感謝する。
途中PCを買い替えた時ちゃんとUSBメモリーにデータを吸い上げていたつもりだったのだが、
不注意で写真を取っていなかった。
それに気づかず、それまで使っていたノートPCはデータを消し、次男の離婚した嫁にあげてしまっていた。
すでに縁も切れ、連絡も勿論とっていないから、そのノートを取り返し、過去のデータを復元することは出来ない。
ただ、それを、「忘れていいのだよ。これから先(未来)を一から築いていけばいい。」と受け止めていた。
それでも、過去の写真にあるその光景には、懐かしさを感じ得ずにはいられなかった。

このままこのブログを続けて、又5年後には今のこの記事を読んで何を想うのだろう?
そんな未来がとても楽しみである。
