
外出は日常生活としてしているけれど、
茶々(フェレット、♀、6歳10ヶ月)が先週の金曜日に亡くなり、
つい茶々の姿を探して涙してしまうから、茶々の物を片付け、
今朝とうとう長年使っていた茶々のゲージは粗大ごみとして持って行ってもらったのだけれど、
そんな中で気が張っていたのか?
写真を撮る気力は失せていたし、
茶々のゲージがなくなったことが契機になったのか?
今朝は体中なんとなくあちこち痛くて、がくんときている。

こんな時はつくづく自分がペットに依存していることを思い知らされる。
私がペット達の生活を支えているのではなく、
私が彼ら、彼女達に支えられている。
彼ら、彼女達がいてくれてるおかげで、私は痛みを乗り越え、日常生活のみならず趣味で活動するまで出来ている。
気力とはたいしたものだ。

茶々が手元に来た時などは、まだ腰の手術前で、激痛で1分も立っていられない状態だった。
ネットで、ペットショップのホームページで彼女と出会い、まだ生後2ヶ月になろうかなるまいかの赤ん坊フェレットだった彼女に一目惚れしてしまった。
フェレットなんて飼ったことなかったから、あれこれ調べ、自分でちゃんと飼えるだろうか?と勉強した。
当時、犬のチャンプは私がその世話が行き届ける状態じゃなかったことにより、夫の親元で預かってもらっていた。
私は勤め先を退職せざるえず、家で読書をして殆どの時間を過ごしていた。
痛みと手術への不安、社会から遠ざかってしまった寂しさで辛い心境にあった。
そんな私の気持ちを明るくしてくれたのが茶々の存在だった。

思えば、何かとても辛いイベントがある度に動物との出会いがあった。
チャンプが我が家に来た時は、長男が遠方の大学に進学することが決まり、家を出るというめでたくもあり、母親としてはとても寂しい時期だった。
捨てられていたしじみに出会った時は、病気になった次男を病院に連れて行く時だった。
あさりと出会った時は、次男の病気が悪化していく一方でオロオロしている時だった・・・次男は今は完治し、元気に会社員とミュージシャンの二足のわらじで頑張ってます。
こんぶと出会った時は、夫が直腸がんの手術を受けた後、再発への不安感から私にあたるようになり、それだけでも辛かったのに、病院で私の術後続く腰痛の原因がわかり、手のくだしようがないことを医師に告げられた頃だった。

色んな問題が一つ一つ解決されて、穏やかに過ごせてる日々の中で、茶々は逝った。

こんなお母さんも、いつまでも君たちに依存してばかりじゃあいけないね。
頑張れたり、頑張れなかったり・・・そんな繰り返しの中で徐々に強くなっていかなきゃね。
