愚痴を聞いてくれる友の存在のありがたさ
2015年 01月 25日
でも、その「辛い」の訳は私の健康のことでもなく、病院のことでもなかった。
恋人のアパートに泊まって帰宅しないことが多くなった大学生の娘と、
その娘が、照れ隠しと思いたいが「就職活動が大変だし、めんどくさいから、推薦で大学院へ進学する」と決めたこと。
彼氏が大学院生であることもその決断に大いに影響はしている気もするし、
社会人になることから逃げたい気持ちが見え隠れして、
そして、ちゃんと自分が逃げてることは気づいていて、
それでバツが悪くなっていて、やっぱり逃げてる様子がうかがえる。
「彼氏と同棲してもいいよ。父には母から言うから。」に、
「彼のアパート狭くて、私の荷物は置けないし、生活費かかるからそれはしない。」の応え。
恋していて、その相手と一緒にはいたいけれど、貧乏な暮らしはしたくない、できない・・・多分それが今風なのかな?
上二人の息子にもあったけど、第三反抗期。
中途半端に大人なだけに、多分ちゃんと親にかける心配も経済的負担もわかってはいる。
都内の私立大学の大学院2年間にかかる費用を少額でないことも、
それを工面する親の苦労もわかっている筈。
だから本来は「もっと勉強したいから進学させて欲しい。」と言わねばならないこともわかってはいる。
でも、感情がまだ大人になりきれてなくて、ついてこないだけ・・・と信じたい。
夫はいつも通り逃げてしまい、我が子と向き合わない。
多分これが最後の子育てのチャンスなのにな、残念だよな。
何かを言っても、事はこじれる年頃。
子を思えば、長い目で見れば、本人が気づき、本人が乗り越え、本人が自分の力で成長していくしかない。
そうやって世の中を生き抜く力をつけていかねば、
親はいつまでも守ってはやれないのだから。
そして、長男がこの夏親になるように、自分自身が「親」になり、「子」のままではいられなくなる。
そんな子育ての悩みを友にしている私がいた。
親として今自分がどうあるべきか?肝が座っていない私がいた。
愚痴を聞いてもらってるうちに、なんとなく、徐々に肝が座ってきた。
信じよう。
ただだまって娘を信じよう。
私が産み育てた子なのだから、私が信じなくてどうする?
愚かであろうが、それが母親であるべきだろう。
母とは愚かなもので、それできっといい。
母のいない私はそれがわからず、随分と友に助けてもらっている。
ありがとう。
頑張ってみる。
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