症状は頭痛がメインで、あとは鼻水とたまの咳のみ。

退屈でしょうがないらしく、今日から自宅作業で「出勤」するそうだ。
開発に携わる次男は、会議などがなければ、基本、パソコンがあればどこででも仕事ができる。
会社や同僚との連絡はスカイプで済むし、
今や多くの会社がそうであるように、次男の勤める会社も出退勤を記録するタイムカードなんて前時代的なものはない。

ただ、まぁ、一つのものを作り上げるのはチーム作業だし、
仲間とのコミュニケーションやたまの飲みも楽し、で、
勤務形態がマイペースに選択できることが、こういった一日中パソコンに向かってならねばならぬ仕事の効率化UPに貢献することを期待している。

症状を次男にすっかりうつした私は、適度に多忙な日常にすっかり戻った。

忙しい、くらいがちょうどいい。
余計なことを考えなくて済む。

自分は何者かでありたかった若い頃はあれこれ考えるし、あれこれ考えて「自分」でありたいと願う。
しかし、大抵の人は「機械の部品の一つ」であることに自然に順応してしまう。

そして、それはなんだかんだ言いながら、ぶっちゃけ楽だ。
気づくと「機械の部品の一つ」であり続けることを願う。
そこからはじき出されたら不安でしょうがない。
「機械の部品の一つでしかない」と自嘲しながら、そうあれることに感謝する。

私も、余計なことを考えるのは、このブログを書いている時だけなのが殆どで、
その方がいい。

いや、いっそうこんなブログを書く時間もない方がいいのかもしれないが、
なんか長く続けすぎて、これもすっかり習慣になってしまい、判で押したような日常の作業の一つになっている。

このブログを振り返ってみると、
夫が直腸癌で大変だった頃の記録はあまりない。
まぁあまりに大変で、肉体的にも精神的にもブログを書いてる余裕なんてなかったから仕方ない。

本当に「大変な時」はこんな事してらんない。

それを思うと、こうやってブログを書いていられるってことは有難く、
今を感謝する。

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