暗かった理由
2015年 02月 06日
ゆうべ、ふと自分のブログの2009年の記事をいくつか読んだ。
ちょうどエキサイトブログを始めた頃の記事。
なんか暗い( ̄▽ ̄;)
こいつすげー鬱ってる(;¬_¬)
もうそれだけ前になると、まるで他人のブログのように読める。
なんか書き手が自分とは思えない。
確かにこの時期の我が家は大変な状況に置かれていたから、こうなってるのも無理はなかったろう。
私は2008年5月の腰の手術で「治った!ヾ(@゚▽゚@)ノ」と喜んでいたところ、
どうも冬になると腰が痛み出した。
(手術した)当時の担当医は「手術前に狭窄症で傷ついた神経が治ってはいないから。」と言うばかり。
2009年夏に、20歳になったばかりの息子がパニック障害と診断される。
6月あたりからひどい頭痛を訴えていて、次第に倒れるようになり、電車内で倒れたのを機に総検査。
その結果下された病名だった。
当時の私は「パニック障害(パニック症)」なるものを全く知らなかった。
調べるが、息子の発作がどういうものなのかよく理解できず、どう対応すべきなのかもうろたえるばかりでわからない。
心療内科で治療が始まったが、息子の発作はひどくなる一方に思われた。
秋、大学もやめ、バイトもやめ、療養中だった息子が高校時代の先輩である女性と突然入籍した。
双方の親は驚くばかりなり。
特に、当たり前のこと、彼女の両親の怒りは半端じゃない。
だって、息子は両親に面識ないし(挨拶にも行っていなかった)、話を聞けば、病気で無職。
「親として二人であちらのお宅に行って頭を下げた方がいいんじゃない?」と夫に言っても、
夫も怒ってるから
「ほっとけばいい!!」
誰かがこの若き夫婦の見方になってやらねば、思い詰められて何かしでかされたら困る。
で、この無職の二人の面倒を私一人で背負うことになってしまった。
悪いことは重なるもので、
夫が多量の下血。
内視鏡検査時に採取した腫瘍の細胞の検査結果を待っている時だった。
そこまでで読むのをやめた。
どう考えても2009年末からはもっと暗い話になるのはわかっていた。
だって、夫の直腸癌が発見され、2010年は癌との戦いから始まるのだから。
息子はその後病気が治り、社会復帰し、彼女と離婚した。
元嫁である彼女ももうすっかり大人になり、しっかり生きているらしい。
夫も癌との戦いに勝った。来週はがんセンターでの卒業試験。
私の体の疾患は相変わらずだけど、痛みとうまく付き合えるようになり、
おかげさまで、平穏な日常生活を日々繰り返させていただいてる。
皆よくぞ乗り越えた。
そして、皆強くなった。
今日は読み進めてる「日本書紀」の話を書く予定だったのだけれど、余談の方が先になり、長くなってしまった。
「日本書紀」の話は次記事にしよう。
ちなみに、日本の最初の天皇となる神武(じんむ)天皇がいよいよ登場するとこまで読んだ。
超簡単に説明すると、この神武天皇は、男神イザナギと女神イザナミの子孫の磐余彦(いわれひこ)。
勿論イザナギとイザナミも漢字があるが変換しないからめんどくさく、読みだけで失礼。
イザナギとイザナミの前に、この世に最初に生まれ出でし神の国常立尊(くにのとこたちのみこと)の登場からこの話は始まる。
簡略し過ぎて、日本書紀ファンからは怒られそうだ(⌒o⌒;A
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