右人工股関節置換手術終了
2015年 05月 23日
手術は滞りなく成功。
腰がチタンになった手術の時と同様、全身麻酔が切れた後は兎に角痛い。
もちろん痛み止めは打ってもらっているものの、その晩は痛くて、あちこち管でつながれて動きづらく、長く辛い夜だった。
隣のベッドの女性も同様らしく、なんとか寝返りをうとうとする布団がすれる音が静かな夜に響いていた。
あまりの痛さに同室の女性同士口をきく気力もない。
痛さで疲れて眠りについても1時間もすると痛みで目が醒める、の繰り返し。
リハビリテーションは手術翌日から始まる。
これは静脈血栓症を予防する為に、十分な水分補給と、弾性ストッキングの着用、薬物療法(血液をかたまりにくくする薬剤)と共にとても重要。
術後すぐから足首を動かす運動だけは寝たままでできるのでちょくちょくするように指導を受ける。
術後3ヶ月は血栓ができやすく、これが肺の血管に流れ込んだ場合は致死に至る場合がある。
治療も極めて困難。
人工関節が自分の骨となじむのに3ヶ月は必要なので、術後3ヶ月は5kg以上の物は持たないのは当然で、それ以外にも行動はかなり制限される。
体に異物が入った場合、もう一生感染症にはかなり気をつきねばならない。
自己免疫力は重要。
感染症が疑われる場合は即抗生剤による治療が必要。
体に入っている金属に菌がついたら、治療の為に半年〜1年は入院し、洗浄手術が繰り返される。
体に人工物が入るということはリスクを伴う。
できれば一生そんなもの入らぬ体でいたいものだけれど、
もとある骨が使い物にならなくなり日常生活が送れなくなれば、まだ自分の人生に先が見込まれるならば、危険なリスクを背負っても日常生活を送れる方を選ばざるえない。
私の場合、腰もチタン製になってるし、健康には留意が必要。
免疫力が下がるような糖尿病などの成人病は厳禁!
太ってもいけない!
余計な負荷は金属の磨耗を早めるし、第一、手術時に設計されたものを勝手に変更しては不具合が出るのは当然の話。
手術の後の激痛を体験するたびに「手術はもう懲り懲り」だと痛感する。
首の手術もするとなれば固定術。これは術後かなり辛い。
しないまま生涯を終えたいものだ。
ちなみに今このブログは自宅で書いている。
退院予定は24日(日)だったし、術後のあまりの痛さに早めの退院は不可能だろうと諦めていたし、担当医も無理だろうとの判断だった。
しかし、21日の夫と次男の見舞い時、チャンプ(犬、チワワ、雄、11歳)が咳をしだし、それが酷いという報告を受けた。
チャンプは高齢ゆえに心臓にやや問題あり。雑音あり。心臓がやや拡張気味。
19日に手術入院で家を出た時には咳などしていなかった。
ストレスだろうか?
猫たちは皆平静だという。ただ警戒心の強いあさり(キジトラ白。メス。6歳9ヶ月)だけは隠れて出て来ないとの話。
夜行性のふくちゃん(はりねずみ、生後10ヶ月)は変わらず夜中皆が寝静まった頃に活動し、好物のコオロギをよく食している模様。
なんだかんだと悪態つきながらもチャンプとは長い付き合い。気になる。
22日(金)、朝食後の痛み止め薬服薬後も痛かったので、痛み止めの座薬も使用し、痛みを強制的に抑え、リハビリを頑張った。
術後3週までは正座・背伸び・しゃがみこみは絶対禁止!!
生涯「内股」禁止!!
ならばどうやって下に落ちた物を拾うか?
どうやってベッドじゃない布団に寝るか?起きるか?
靴下の履き方は?
階段の昇り降りは?
これから毎日自宅で続けねばならぬリハビリ運動は?
などなど、覚えねばならぬ動き方のコツは沢山。
そして勿論「杖つきながらの屋外歩行」が完璧でなければ退院はさせてもらえない。
頑張りました。
腫れ上がった患部を冷やし冷やし頑張りました。
結果、夕方やっと許可が出て、22日の夜にわがままにも退院して帰宅しました。
夫が会社帰りに車で迎えに来てくれて助かりました。
私のわがままに付き合ってくれる夫にも感謝、感謝!!
この恩は必ず返すからね、パパ。
パパを孤独死なんてさせないように、パパより先に逝ったりしないからね( ^ З^)-☆chu!
こういう時は頑張って長年夫と連れ添って良かったと思う。
この感謝の気持ちをこれからもずっと持続させていきたいのだけれど、人間忘れるものです、残念だけど・・・┐( -“-)┌
今の問題は、左胸が苦しい・・・ブログを更新できてる程だからたいしたことはない。
入院中は大丈夫だったから忘れていた。
入院前度々苦しくなっていたのは手術を控えてのストレスかと思っていた。
続くようならば、月曜日に内科へ行こう。
血栓が肺にとんででもいたら、夫より長生きが不可能になってしまう。
まぁ、夫の内心はどちらを望んでいるかはわからねど(;¬_¬)ぁ ゃιぃ。。。
チャンプは早速(23日)今朝かかりつけ動物病院で検査してもらった。
ただの気管支炎で今服薬中の肝臓の薬と共にしばらくは気管支炎治療薬も服薬となる。
これらの治療が終わったら、拡張した心臓をこれ以上拡張させないよう生涯そちらの薬を飲むこととなる予定。
人間も動物も歳をとるとなかなか大変だ┐( -“-)┌
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