春ジャズと報酬系とアルコール依存症
2015年 08月 30日
どう過ごそうか?と夫はリビングでごろ寝。
私はだるい体を、今はまっている春ジャズにのせて、せっせとお掃除。
「春ジャズ」ってまだ馴染みのない人も多いかと思う。
夏ジャズ、秋ジャズもある。
ジャズっていうとちょっと重いイメージがあるし、どちらかというと、夜聴くイメージがある。
春ジャズは軽く、春の日差しが似合い、朝から爽やかに聴けるもので、オリジナルは少なく、ポップズをカバーしたものがほとんど。
ジャズで軽い、といってもボサノバとは違い、そこはしっかりジャズだったりする。
ブラック珈琲よりはカプチーノまたはアイスティーが似合う感じ、かな?
気持ちを軽くしたいけど、ヒーリング音楽ではリラックスしすぎちゃって仕事にならないし、クラッシックよりもっと気楽に聴いていたい方には、私としては是非オススメ。
私の場合はAppleミュージックで「春ジャズラジオ」を流してBGMにしている。
そんな演奏が私もできるようにはなりたいけれど、ジャズ演奏は初心者の初心者。
今は聴いて楽しむ事専科。
ジャズと言えば、一般的には夜、バーで静かにお酒の飲みながらってイメージを持たれる方も多いかと思うので、今日はお酒の話をちょっと。
科学的な実験により、無色のお酒よりウイスキーやバーボンなどの色のついたお酒の方が二日酔いがひどいのです。
都市伝説ではありません。実験を行ったのはミシガン大学の博士。
理由は、アルコール発酵の過程で生じる副産物が多いことが一因ではないかと考察されています。
それでも好きな人はやめられないお酒ですが(私はほとんど飲めません)、
酒は多幸感をもたらし、緊張感を解きほぐし、ストレスや不安を減らすことによって、いわゆる「脱抑制」をもたらします。
では、この時の脳内はどういったメカニズムになっているのでしょうか?
アルコールが体内に入った時に目立った反応を示す脳部位の一つに「線条体(せんじょうたい)」があったのです。
この辺りは、昨日お話しした、快感を生み出す脳部位で「報酬系」と呼ばれます。
すなわちアルコールは「快楽」なのです。
一般的には、酒は酔って感覚を麻痺させるイメージがありますが、実は、
アルコールという化学物質は、脳の報酬系を活性化して、多幸感ひいては習慣性を引き起こします。
全ての乱用ドラッグは線条体を活性化するという仮説(クープ説)というのがありますが、これはアルコールにもあてはまります。
ではほどほどに・・・とお考えでしょうが、これってアルコール濃度と相関性がないのです。
*参考文献:『脳には妙なクセがある』池谷裕二 著
量はあまり飲まない人でも、線条体の活動強度が強く、依存性が高まる場合もあれば、その逆もある。
私の知ってる人で、酒は体質的にほとんど飲めない、という私のような人だったにもかかわらず、アルコール依存症で入退院を繰り返し、末は肝硬変になってしまった人がいます。
では、どうしたらいいの?
はまたまた勉強を重ねて、そのうちに( ^_^)/~~~バイバーイ!
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