「おとな」になっていく我が子を想う

今日は晴れのち曇りの予報。日中の気温はそこそこ上がる模様。

低気圧が近づき、明日は雨らしい。


一昨日昨日と次男がインフルエンザで会社を休み自室で寝ている。

数年前まではちょっと具合が悪いと大騒ぎした次男だったけれど、

さすがに来年春には27歳にもなるだけあって、

一人で速やかに病院に行き、薬をもらい、勝手に部屋で安静にしている。

こちらも親とはいってももう口出しはしない。

30年も妻帯者である夫が一人暮らし気分でいるのは差し支えあるが、

次男には独立してもらい、そろそろ結婚、孫の顔も見せて欲しい。

長男のとこは一人っ子にする予定だそうなので、こちらが男児だから、

次男のとこには女の子が欲しいな、可愛いだろうな、とおばあちゃんとしては勝手に夢見る。

孫って本当に可愛くて、その笑顔はエネルギーを与えてくれる。

「まだまだ頑張らなくっちゃ!」と。



家出中の娘を思わぬ日はない。

こう寒くなってくると余計に想う。

ちゃんと暖かい格好をしているだろうか?

お腹を壊してはいないだろうか?(熱はあまり出さないけれど、よく下痢をする子だから。)

男に泣かされていないだろうか?

ちゃんと睡眠時間はとれているのだろうか?


昨日は大学院進学の手続き書類が手元にきたことを連絡すると共に、

大学院への振り込み入金を願うメールがきた。

「大丈夫だよ」の私の言葉に、

「ありがとう」と返してきたことに、その言葉がさっと出てくる人間に育ったことに嬉しく思う。


書類は近日中持ってくるとのこと。

「飛行機の素材の研究がしたい」の志は折れることなく頑張ってる様子に安堵する。


同棲している彼の方は、来春には院を卒業し、大手企業の研究室に入る。

会ったことはないけれど、お似合いのエリート理系カップルであることはようようわかっている。

でも、まだ学生で、親のすねかじり状態の今、

「親」として、なんでも「いいよ、いいよ」と甘やかす訳にもいかない。

この先、「死にたい」と思うほどキツイことは沢山待っている。

親は残念ながら、もう守ってはやれなくなる。

逆に、彼らは新しい家族を持てば「守る」側にまわらねばならない。

「学生時代」を懐かしみ「あの頃は良かった」ではなく、

「今が一番」の生き方ができる人間にして社会に送り出したい。

もう「子供」だった娘はいないけれど、必死で「おとな」になろうとしている娘を、

心の中で、応援したり、心配したり、叱咤したり、寂しく思ったり・・・親っていつまでたってもなかなか忙しい。


さぁ〜、もう少し頑張ろう。


ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
by sizhimi | 2015-12-10 09:53 | Trackback

整形外科疾患多数。軟骨が何故か消える。無くなったり 、骨化したり(後縦靱帯骨化症)。手術歴15回。気分変調症(持続性抑うつ障害)を抱えてます。


by たまごふりかけ