引き出しはいっぱい持とう
2016年 03月 26日
体感温度はいかほどか?・・・外に出ていないからわからない。
夫は今朝から泊りがけでゴルフ合宿とやらにでかけている。
次男は「リハ(リハーサル)だ」と言って出かけた。
買い物にも散歩にも出たかったけれど、出先で痛くなって帰ってくれなくなるのがわかっていて、
それも家族の誰も助けに来てもくれないのがわかっていて出れる程、
残念ながら馬鹿でもなければ、勇気もなければ、ボケてもいない。
第一、助けに来てくれる人がいても、「わかっていてどうして出た?」と叱られるだけの話だ。
家でおとなしくしているしかない。
今朝ブログ更新した直後、どうしたらサックスレッスンを続けられるか?自分であれこれ作戦を考えても、どっちみち今まで通りにはいかないし、
月3回通うはさすがに難しく思われたので、とりあえず師にメールした。
次回レッスンで行った時に、相談できる時間を設けてほしいとの依頼。
続けられずやめるとしても、書類に師の判子が必要だし、
せめて月2回に減らしてもらい、1回のレッスン時間をその分長くしていただければ有難い。
しかし、師のスケジュールの都合は聞いてみなければわからない。
何かもっと良い方法だってあるかもしれない。
今の、まだショックが残る私の精神状況では、知恵も及ばないとこが多かろう。
家族も今度どうしたものか複雑な心境ではあるかと思う。
子供達にとってはただただ母親は重い存在になっていて、出来れば関わり合いたくないという様子。
夫は、なんとか協力したい旨はあっても、仕事があるから協力できることも限られている。
こんな状況だからこそ、夫は働いて稼がねばならないとわかっている。
相談時間は設けていただけた。
しかし、やはりどうやって行くか?だ。
昼過ぎ、朝服薬した痛み止めがもう効果がきれてしまったのか、すでにその量では足りないのか、痛かったし、副作用の眠気もあって、少し昼寝をした。
昼寝後、まだ青い空を見上げ、気分を上げようとアルトサックスを吹くことにした。
いつもなら楽しくて、夕方、家事があるからやめねばならぬのが残念なのに、
今日は吹けば吹くほど切なかった。
昨年6月、末期でようやく右股関節を人工股関節置換術で、金属に替えることで治し、3ヶ月後の秋にはようやくそれが体に馴染んで、違和感なく歩けるようになった。
昨年12月から、10年前、最初の腰椎変性すべり症の痛みが出るまで、趣味で続けていたウォーキングを再開した。
すべり症の再発の痛みが出るまでの3ヶ月間、本当に日々が充実していて楽しかったのだ。
親不孝娘の問題は抱えていても、ウォーキングとアルトサックスを吹くことで、そんな問題は小さなたわいもないものとして捉えられた。
こんな日がこれからはずっと続くような気がしていた。
10年苦しんだのだから、きっともう解放されるんだ、と思った。
そんなことを、目の前の窓の外に広がる青空が目に入る度に頭によぎった。
アルトサックスを吹くのは30分で切り上げた。
今日は早めに熱い風呂に入りながら、今読んでいる本『夜啼きの森』(岩井志麻子 著)の続きを読もう。
食欲はない。
どうせ今夜は一人だ。夕飯の準備をする必要はない。
これから自分の体に起きていくことに、兎に角気持ちだけは負けないようにせねばならない。
負けないように、気持ちが沈みそうな時にはどう対応するか、いくつもの引き出しをもっていなければならない。
自然にその引き出しを増やしていけるよう、臨機応変にその引き出しを利用できるようになれればいい。
なんせ、奇しくもベテランだ。
今は数年前に比べたら、ネットでなんでもすぐ買い物できるし、配達も当日便もある。大抵が翌日には手元に届く。
ネットバンキングのおかげで、金融関係も楽になった・・・セキュリティだけしっかりしておけば、とても助かる。
習い事でさえも「大人の家庭教師」とやらで、自宅までレッスンに先生が来てくれるシステムが普及しだしている・・・現実には今はまだ東京都内、首都圏に限られている模様。今後はもっと普及することだろう。
10年前とは大違いだ。
変わらないのは道路状況だけか┐( -“-)┌
さぁ〜、このブログも引き出しの一つ。
そろそろ閉めて、次の引き出しを開けるとするか。
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