中村うさぎ『他者という病』

今日の関東地方は曇り後雨。気温は昨日よりは下がるが、暖かくなるとのこと。


体のギシギシした疲れは取れず、昨日は接骨院に行った。

美顔鍼の予約も入れていたし・・・効果はいかほどか?


ゆうべからいくらか疲れは取れたけれど、今朝はまだ首から背中が痛い。

忙しさと痛みで、週末からアルトサックスを吹いていない。

今日こそは吹きたいし、課題に出されている曲も聴かねばならない。

それにもまずは、背中に広がるギシギシした痛みを取りたいところ。


昨日、中村うさぎの『他者という病』を読み終えた。

評価は難しいところ。

小説ではない。

中村うさぎという作家をあまりよくは知らない。

もちろん何冊かは読んだことはあるけれど、特にお気に入りの作家さんではなかったし、

どちらかというと、私とは全く違った世界の人という印象を持っていた。

ズケズケと物言いするし、その内容もセックスに関するエロいものが多く、

デリヘリもしてた過去があるし、買い物依存症になったり、ホストにはまったり、美容整形にはまったりと、一般人とはかけ離れた経験の持ち主であるかと思う。

知らない世界を知るという意味では、彼女のエッセイは痛快で面白いのだけれど、ただそれだけの話だった。


しかし、この本を読み、かなり攻撃的な性格をもってらっしゃる方かとは思うけれど、

物書きとして、言葉に対する想いの強さがもちろんであろうが、命がけなのだな、とその必死さを感じた。

どんな言葉であれ、自分が発する言葉に責任を持っている姿勢は、

あまりに強すぎるあまりに、他者に対して厳しくなりがちで、

私などは頭っから怒鳴られそうだけれど、

それでもこういう人、嫌いではない。

むしろ興味を抱き、「この人の著作を全部読破してみよう!」という意欲が湧いた。


特に、この人の以下に思想に惹かれた。

私たちがこの世に生まれたことにはなんの意味もない・・・と彼女は言い切る。

たまたま結合した卵子と精子が自分になっただけで、そこには何者の意思も働いていないし、あらかじめ定められた運命や使命もない。

ただ、私たちに出来ることは、この無意味な人生に、自分で意味を付加していくこと。

「生きる」とは、おそらくそういうことなんだ。

自分の人生に、なんらかの意味をもたせていく作業なんだ・・・と明確に言葉に出来る彼女の力量に正直惚れた。


「言葉に言霊をこめている」と言い切る彼女の言葉をもっと見て見たい、と思った。

で、電子書籍化されているものを何冊かゲット。

そのうちうんざりするかもしれない。

なんてたって、岩井志麻子を読破した直後だ。

癖のある女性が好きなのか?

ちなみに私は女性が好きなのか?


私も私が何者かを知りたい一人なのだろう。


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by sizhimi | 2016-04-27 08:46 | Trackback

整形外科疾患:頚椎後縦靱帯骨化症、腰椎4、5番は変性すべり症によりボルトで固定手術済み、右脚人工股関節、腰椎椎間板ヘルニア手術済み、腰椎2、3番変性すべり症、両手親指付け根変形性関節症、左ひざ半月板損傷により切除&軟骨損傷温存療法中。心臓:不整脈服薬治療中。そんな主婦の徒然日記。


by たまごふりかけ