言霊(ことだま)のメカニズム

今日は快晴。気温も最高で24℃と過ごしやすい気候との予報。


連休中の孫の子守による腰痛はおさまり、

首から肩、背中にかけての痛みとギシギシ感もいくらか楽になり、動きやすくはなってきた。

しかし、昨日は1時間半強アルトサックスを、途中休憩(とは言っても家事)をはさみながら、吹いたのだけれど、

その後ダウンし、1時間程寝込む。

前日たっぷり作っていた「牛肉いっぱい野菜スープ」が残っていたので、家族の夕飯はそれで済ませてもらい、

温めの湯船にゆったりつかりながら読書。

風呂上がりにはかなり楽になった。


今日も今日とて忙しい予定。

忙しいのは、多分、動きがのろいから(⌒o⌒;A

せっかく月に約10冊も本を読んでいるのだから、そこから得た知識も書き出しておきたい。

「ここはポイント」と思われるとこにはハイライトをひいている。

そういったネタはたまるばかり。


先月に続き、今月も中村うさぎ月間となりそうな昨今。

なんかもう意地になって「読破してやる!!」状態なのだけれど、

私と正反対の生き方をしているこの女性が実に面白く、共感できる部分も多い。

きっと根本にあるものは同じ女性として変わらないのだろう。

ただ、彼女達のように「攻撃派」なのに対して、私たちのような「守り派」が表面にある、というだけなのかもしれない。

いずれも「臆病」。

臆病を隠さんが為に、攻撃に転じる者もあれば、ひたすら逃げ込み隠れる者もある。


せっかくだから、読み終えたばかりの中村うさぎの『さすらいの女王』において、

彼女が遺伝子学研究者である生田博士から学んだことを書き出しておきたい。


遺伝子は図書館だそうだ。

その情報量はあまりに多い。

図書館には、誰にも引っ張り出されず、活用されない本もいっぱいある。

そのように、豊富な遺伝子情報も、引っ張り出さねば活用はされない。


遺伝子は細胞の核の中にある。

その核の中にホルモンが入っていって、そこにある本を開いて活用する。

つまり、ホルモンが図書館を訪れて本を開き、情報を取り出さない限り、そこに書かれているデータはまったく活用されない。


一生のうちに一度も開かれない本はいっぱいある。

人間は、必ずしも、遺伝子に書かれた情報をすべて活用している訳じゃあない。

親からもらった遺伝子は変えられないものだけれど、その遺伝子を使うかどうかは我々の脳が決めている。


では、意識的にそれを操作することはできるのか?

答えは外的刺激による。

その外的刺激とは、言葉と行動である。

つまり、遺伝子を活用するのは脳。そして、脳を刺激するのは言葉と行動。

なかでも言葉はとりわけ重要。


自分の中で、もやもやと思っているだけでは、それは外的刺激にはならない。

その気持ちを、言語化することで、明確に意識化される。

言葉によって脳は刺激されて反応し、脳内物質やホルモンを分泌させ、図書館に使者を遣わして遺伝子をピックアップする。

つまり、言葉によって明確に意識化された想いを行動化するために、脳が動き始める。


だから、言葉といのは危ない。

言語化するかしないかで、その人の脳の動きが変わり、行動も変わり、人格にも影響する。


例えば、「あいつ、ぶっ殺してやる」みたいなことを、人はしょっちゅう心の中で漠然と思ったりするけれど、

ただ、言語化されなければ、それは単にもやもやした想いで終わる。

ところが、それを口に出したり、文字に書いたりすることで、脳がその言葉に反応してしまいます。

自分の発した言葉や書いた言葉を、自分の耳や目が外部情報として認識し、

その情報が脳にフィードバックされて、殺意がきわめて明確に意識される。

そして、その瞬間、脳は、その言葉の行動化に備えて動き始める。


言葉には力がある。

古(いにしえ)の人々は、その「言葉の力」を「言霊(ことだま)」と呼んだ。

生田博士が語ったのは、その「言霊」の化学的なメカニズムである。

*中村うさぎ『さすらいの女王』より抜粋。

聖書にあるように、

『はじめに言葉があった。言葉は神とともにあった。言葉は神であった』(ヨハネによる福音書第1章第1節)


人間が他の生物を違う点は、言葉を操る点である。

それを人間はとても重要視せねばならない。

こうやって、ブログをつづることも、想いを明確化している行為で、脳にフィードバックしている。

つくづく気をつけねばならない、と思う。

もやもやした想いで抑えとこう。

いやいや、「夫や子供達、孫を愛してる」「働くのは好きだ」「アルトサックスを上手になる」「私は元気」など、明確化して、

ホルモンが、ないかもしれないけど、図書館(細胞の核)の中に入って、その遺伝子情報を探し出して開いてくれることは大いに期待して言語化しよう。


知識の重要性はそういうとこにある。

自分の脳だ。

出来るだけ、人間として、それを意識して操作できるようでありたい。


ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
トラックバックURL : https://shizimi.exblog.jp/tb/22788674
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by sizhimi | 2016-05-08 09:24 | Trackback

整形外科疾患:頚椎後縦靱帯骨化症、腰椎4、5番は変性すべり症によりボルトで固定手術済み、右脚人工股関節、腰椎椎間板ヘルニア手術済み、腰椎2、3番変性すべり症、両手親指付け根変形性関節症、左ひざ半月板損傷により切除&軟骨損傷温存療法中。心臓:不整脈服薬治療中。そんな主婦の徒然日記。


by たまごふりかけS