よく晴れています。
真夏の蒸し暑さではないけれど、外は十分汗をかく暑さです。
太陽はそれほど元気なのに、私の方はエネルギーが枯渇したままで困ります。
それでも、老犬チャンプを電動アシスト自転車の後ろカゴに乗せ(以前は一緒に歩いて行けましたが、共にもうそこまで歩けなくなってしまいました)、近くの不動尊へ行きます。
まずはお参りをし(犬は中には入れません)、それから周りの公園内をチャンプとトロトロと歩きます。
その日課ができているうちは、まだ大丈夫とも言えるでしょうが、
何かぽっかりと心に穴が空いたままのような感じが寂しく、
その穴に埋め込むものが見つからないといった感じです。
時期的なものがあるのかもしれません。
昨日女友達から電話があり、「疲れた。遊ぼう。」との誘い。
彼女との「遊び」はカラオケになるし、カラオケをする元気なんてないけど、
誘ってくれる友達がいるというのは有難いことなので、秋の一日を一緒に楽しむことにしました。
その日は互いに笑って過ごせるといいです。
友達って、昨日今日で出来るものではなく、一時期親しくなっても、いつのまにか「それっきり」になっちゃうことが多いです。
途中喧嘩したり、「もう友達じゃあない!」なんてことがあったりしながら、
気づくともう長年友達だったりして、「つらい」って泣き言をこぼすと返事をしてくれたりする。
「類は友を呼ぶ」のか、不完全な人間同士のつながりとなっている。
互いのことをなんでも知っている訳じゃあない。
ただ長年の付き合いとなると、過去の友を知っている、今よりまだ若かった頃を知っている、といった程度のものだ。
傷ついてボロボロになっていた頃も、
幸せで楽しくて「なんかテンションおかしくなってない?」な〜んて時も知っていて、
だから「疲れた。会わない?」で、互いがどういう状態にあるのかがわかる。
うん、疲れたよね。
一日一日を生き抜くのでいっぱいいっぱいだよね。
肩の力を抜く時間は、この歳になればあるけど、
この歳になって欲しいのはそれじゃないよね。
「箸が転がってもおかしい」というあのケラケラ笑えたエネルギーをいっときでいいから取り戻したい。
腹抱えて、涙流しながら「何が面白いのかわかんないけど」笑ってたあの時間をちょっとだけ取り戻せたら、
また明日からも頑張れそうな気がする。
そしてそこに青空があれば最高!・・・そんな「疲れ」だよね。