自閉症スペクトラム
2019年 02月 22日
今日は脊椎脊髄病専門医(首、腰)の診察予約日。
ただ予約時間が17:30・・・遅い。どうせ押して予約時間より最低30分は遅れるから。
昨日は手の診察&注射。
やはり予約時間よりかなり押して順番がきた。
ありえないのだけれど、早く順番がくることを期待して、早めに行っていただけにかなり待つ。
待っている間は読書。
読んだは本田秀雄著『自閉症スペクトラム』。
孫が抱えている問題、長男夫婦が向き合っている問題を、正しい知識を得て、
正しく、とはいかないまでも弊害になるような言動はとりたくないので、
広汎性発達障害に関する本は見つけると購入して読んでいる。
しかし、読むたびに、その現実からできれば逃げたくなるのが正直なところ。
現在3歳の初孫と症状が全て当てはまり、
自分の3人の子供達にはそれがなかったことを思い出す。
そして、私が育児サークルを運営していた頃の会員の幼児にも当てはまる症状の子がいなかったことを思い出す。
そして当時「自閉症」と言われていた子供達に症状が似ている。
正直その子達、その親達とは深くは関わり合わなかった。
「障害児をかかえて気の毒に。あの子が大人になったらどうするんだろう?」という気持ちがあり、同情の目で、ちょっと距離を置いて見ていた気がする。
そう、あの頃、今から30年ほど前は「自閉症は知能も低い子」だった。
今は、知能が低くはなかったり、逆に知能が高い子も含め、
かつては知能が高い子はアスペルガー症候群と呼ばれたのだけれど、その「他人とのコミュニケーションがうまくとれない」特性も自閉症傾向ということで、
自閉症傾向があるものを自閉症スペクタルと呼び、
それが社会生活に障害になるほど重篤な場合に「障害」が付き、広汎性発達障害と呼ぶらしい・・・まだまだ勉強不足ゆえ違ったらご容赦を。
それに何より、勉強中は精神的につらい。
現実を直視するのは時にとてもつらい。
早期発見は、その子が社会生活に順応して生きていけるように「訓練」するのにとても良い。
実際、2、3歳で発見されたことにより、その後のフォローで、ちゃんと障害者手当も受けず、普通に社会人として成功している人も多々いる。
また、知能の高い自閉症傾向がある人(高機能障害。アスペルガー症候群。)の人は、自閉症スペクトラムの特性である「こだわりが強い」が功を奏して、社会的成功者となっている人は多い。
私が読んだ本の著者の中で、発達障害研究の第一人者となっている医師がまさしくそうだそうだ(著者本人弁)。
自分を知りたくて研究にはまった結果らしい。
また彼ら彼女達は「人と違ったことができる、構想できる。」その特性から、
「社会のルールを守る」を足すことで、次々と新しいものを世に生み出して成功しているし、成功者は多数いる。
「人と違う」は決して短所ではなく、長所としてとらえれば、それは彼ら彼女たちは「未来を牽引する新人種」とも言える。
ただ、多数は「普通の人」なので、集団生活の中でストレスを受けやすい環境に置かれることが多く、
その為の2次障害で精神疾患を病む場合もある。
いじめに遭う場合もある。
そうならないように、やはり世間の理解を求む。
アメリカでは理解が広がっていて、ほとんどの広汎性発達障害者がストレスをあまり受けない環境でいられるらしい。
まぁその問題に取り組んできた歴史が違うし、
日本人の特性で、「右向け右、左向け左」と、個性、個性と言いながら、多数の中にいることで安心を得るし、
いまだに「村八分」が残っているとこがあり、多数と違うことを根本的に嫌う。
まぁ、自分に関係なければ、面白がったりはするのだけれど。
まぁまだまだ勉強中の私が知ったかぶりをしてここにあれこれ書くのも恥ずかしい。
ただ、少しでも、多くの人に彼ら彼女達の特性を理解していただき、「可哀想な人」ではないと知ってもらえる投げた小石にでもなれれば有難い。
ちなみに、昨日の手の診察は、
昨年11月に手術した左手が医師曰く「腫れている」。
そしてまだ痛いのがおかしい。
その原因を判明し、解決し、完治せねば、右手の手術に入れないとのことで、
検査などもあり、当分は毎週通院。
右手は炎症を抑えるめちゃ痛い注射を打ちながらなんとかもたせる作戦。
左手の時のように、重篤になり、その注射が全く効かなくなればOUT。
それも考慮して毎週診察。
ただ、昨日右手に打った注射が効いて、久々に右手が楽だ。
まだじんわりと痺れるような痛みの余韻はあるけれど、経験から2、3日すればこれも治る。
今回は長く効いていて欲しい。
では、そろそろ身支度。
最近自分にスイッチを入れる時間が遅くなっている。
右膝に痛みが強くなってきているので、痛みを抱えながら動くのはとても疲れるし、ストレスにもなる。
なるべくゆったりと1日を過ごすようにしている。
それでも・・・
明日、娘が婚約者が挨拶に来るそうなので、
そして彼が猫アレルギーなので、
猫達には申し訳ないが、徹底的に掃除機かけ
実はその挨拶に備えて和室の畳替えを依頼していた。
それが来週の水曜日。
予定より早く2人が来ることに昨日決まったばかり。
チャコールグレーに黒のへりの畳で、かなりスタイリッシュでお洒落な和室になる筈なのに、
残念
*掲載した写真は2枚とも知人からもらったもの。
私の手を心配して写真を送ってくれるは有難い。
感謝!!
by sizhimi
| 2019-02-22 10:39
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