歳とるとやはり故郷に帰りたくなるものなのか?

今日は読書を楽しもう!と今朝は意気込んでいたものの、

体力が戻りつつあり、

自宅でのリハビリ運動ができるようになって、

いくらか自信も得て、心も元気になっていたところ、

右膝の痛みに引っ張られ、

再び自信を失い、

なんとなく鬱っぽくなっていく空気を感じる。


外出でもして気分転換しよう!・・・と思っても、外出先で激痛になるのが怖くて外に出られない。

我が子や孫に会うんだ!という気持ちがあれば、なんとか気力で行けそうで、

行けたら、それが自信となり、

今後も恐怖心を乗り越えられそうな気がするのだけれど、

あいにく夜まで子供達は会社勤めで留守だし、

夕飯を一緒に外食して帰るには、次男を除き皆遠い・・・その次男は退社時間が遅い。

今日そうそう遅くまで頑張ると、明日が不安・・・明日は整形外科通院。


せっかく着替えもしたし、メイクも簡単だけどしたのに、

窓から外を眺めるばかり・・・向かいの家が見えるだけ。


バルコニーのよしずの揺れと風鈴の音で、風が強いのが分かる。

気温は高いらしいけれど、風は苦手で恐怖心をより仰ぐ。

楽しい筈の読書が「家で本を読んでいるしかないか。」となる。


洗濯機は今頃まわっている。

花粉症の季節は外にはどうせ干せないから(夫が重度の花粉症)、

洗濯物がたまったら、こちらの都合のよい時間で洗濯機作動。

歳とるとやはり故郷に帰りたくなるものなのか?_a0152078_13262163.jpg

優しかった頃の娘を思い出す・・・一緒にいて楽しかった。

反抗期が終われば、また仲良く母娘でショッピングなどを楽しめるかと期待していた。

息子達はどうしたって嫁に取られる(言葉に語弊はあるものの)ものだから、

将来を娘に期待していた部分はあったのだろう。

正式に結婚することが決まったと報告に娘と婚約者が来た時、

婚約者は切々と自分の両親の苦労を語っていて、親孝行したいという好青年だったけれど、

こちらの苦労は無視されて、

結婚式で着るドレス選びも、婚約者のお母様とお姉様が同行するとのことで、

息子のみならず娘まで手放すのか、と悲しみが静かに広がる。

(長男の嫁のドレス選びは、誘われもしなかったっけ。

私の結婚式の衣装は夫の叔母さんが選び、私はどんな衣装があったのかも見ていない。

もちろん試着していない。

いろんなドレス、見てみたかったな。)


どうもやはり本人同士は惚れ合って夫婦になっても、親同士はうまくいかないのが常というものなのか。

子供達にかかった費用、せめて高校卒業後の教育費とこずかいだけでもいいから返してもらい、

故郷、東京(世田谷区)に帰りたい

校舎の晴れた屋上から見た富士山と頰にあたる風を思い出す。





by sizhimi | 2019-03-27 13:28 | Trackback

整形外科疾患多数。軟骨が何故か消える。無くなったり 、骨化したり(後縦靱帯骨化症)。手術歴15回。気分変調症(持続性抑うつ障害)を抱えてます。


by たまごふりかけ