昨日受けたマンモトーム生検の結果は
異常なし。
そう医師に言われた時は、夫と2人喜んだ。
その後エコー検査。
マンモトームで形を変えてしまった腫瘍の傷の具合を見るもの。
多方面から腫瘍のエコー写真を医師は撮っていた。
症例として記録かい?
結果、半年後に再検査となる。
この時点あたりから、喜びよりも不思議な感情が湧いてきた。
その不思議な感情は今朝にまで至る。
例えるならば「狐(きつね)につままれた」ような感じ。
「勝手に思い込んだだけ」と言われれば、否定出来ない。
しかし、冷静に考えて、
触診、マンモグラフィ、超音波検査(エコー)の後、
確かに医師は「悪性」と断定した訳ではなかったけれど、
左乳房だけに3つあった腫瘍のうち、まずは良性腫瘍の画像を見せ、
何故それらを「良性」と判断するかの見方を説明し、
その後、問題の腫瘍の画像を見せ、
「悪性を否定する要素が1つもない」と言った。
確かに黒い影に囲まれた黒い腫瘍・・・良性はしろい腫瘍に周囲も白い。
私の幻聴か?妄想か?
そして隣の部屋に導かれ、別の女性スタッフから今後の流れを説明され、
「命にかかわることですから、こちらを優先にしましょう。」
と言われ、同意書に署名させられた。
確かに、昨日も画像を見せられ、夫と共に説明を受けたけれど、
画像上は疑わざる得ないものだそう。
右左両方の乳房にあるものならば、「そういう個性」と思われるものだそうな。
しかし左のみにあったことから、悪性腫瘍の疑いが濃かったそうな。
「心配かけて悪かったですね。」と医師は言ったけれど、
最初、精密検査の時とその結果を言う時、彼には確かに悪意があったかと思う。
医者の「悪意」は怖いからやめて欲しい。
ホルモン療法に関して、自分は否定しているという自説を強く、不機嫌に語っていたから、
ホルモン療法をレディースクリニックで受けだした私が気に入らなかった・・・と思うは私だけのもの。
現実、その頃の彼の感情は不明。
何か機嫌が悪かった原因は、彼のもの。
昨日とその前のマンモトーム生検手術の時は、
夫が同伴だったので、態度が変わって好意的なものになっていたのかもしれないし、
・・・女性の場合、夫(男性)同伴の場合、相手の態度は柔らかくなることが多い。
社会的にまだまだ「成人男性(高齢者は除く)には敬意を払う」風潮は残っている。
単に機嫌が直っただけの話かもしれない。
ただ、家族には随分と心配をかけてしまった。
娘は私に対して怒っている・・・模様。
*牡蠣の写真は、ゆうべ、夫と次男と私の3人で「お祝い」として食したもの。
結局、先月、色々な不具合からあちこち検査してもらったF駅前内科クリニックから始まり1ヶ月余り、
当初の問題は何1つ解決せず、ふりだし。
F駅前内科クリニックであれこれあちこち検査の結果「更年期障害」と診断され、
「ホルモン療法を受けにレディースクリニックに行け」と言われ、
レディースクリニックで、乳房のこともあるから相談に言ったところ、すぐにパッチ型の女性ホルモン療法薬を処方され、
その2日後に予約が入れてあった乳腺外科でなんか説教され、
気がつけばふりだしに戻っていて、
狐につままれたような想いに呆然としている。
正直、何もする意欲なし。
疲れた。
ただ、ただ、ひたすら疲れた。
病院に行くと、ろくな目に遭わない。